August 09, 2005

Let Me Come Home / Limbeck (Doghouse)








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July 26, 2005

Tin Lily / Jeff Black (Dualtone)








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July 12, 2005

Okemah And the Melody of Riot / Son Volt (Transmit Sound/Legacy)








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May 24, 2005

Nobody's Darlings / Lucero (Liberty & Lament)

 このところ、Luceroに対する支持がメンフィスのローカル・シーンの垣根を飛び越えて、ものすごい勢いで広まっているという噂は耳にしていたものの、先頃インタビューに答えてくれたL.A.のStewbossのメンバーの口からもその名が飛び出したことで、僕は現在のLuceroの底知れない勢いをしみじみ実感させられた気がした・・・

・・・この続きはWeb版LAST HURRAHでどうぞ!いまアメリカでもっともセンセーショナルなバンド。来日公演も決定しました!

Rebel Sweetheart / The Wallflowers (Interscope)








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Cold Roses / Ryan Adams & The Cardinals (Lost Highway)








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March 27, 2005

Karma Bed / Brad Rice (Nuthinbutlove Recordings)








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March 13, 2005

Put The O Back In Country / Shooter Jennings (Universal South)

 アルバム・タイトルを、ブックレットに映っているTシャツの文字に倣って正確に記すと、"Put the O Back in C_untry"っていうふうになるんですが。70年代にウィリー・ネルソンらと共に保守的なナッシュビルのカントリー・シーンに叛旗を翻したアウトロー・カントリーの救世主、ご存知ウェイロン・ジェニングス(1937-2002)のひとり息子が、再び腐り切った甘っちょろいカントリー・シーン(かどうかはよく知らないけど)に喝を入れるべく満を持して登場。血筋からすればまさにカントリー界のサラブレットである彼も、ティーンネイジャーの頃はナッシュビルを飛び出してL.A.界隈でハード・ロック・バンドを率いて活動。それでもやっぱり血筋は消せなかったってことなんでしょうか。父親のウェイロン・ジェニングスはもちろん、マール・ハガード、ジョージ・ジョーンズ、ジョニー・キャッシュ、ストーンズ、ニール・ヤングらの名前が次々登場するニール・ヤング♪Are You Ready for the Country? のゴキゲンなリメイク・ナンバー【1】や、御大ジョージ・ジョーンズ参加(!)の【2】など、全編カントリー万歳!な一枚ですが、あえてロック的なアプローチは避けたと言いつつも炸裂する【5】【7】あたりのグルーヴ感溢れるロック・チューンも聴き応え十分。“親の七光り”って酷評する人もいるんだろうけど、ビデオ・クリップなんか観ると、そのスター然とした風格みたいなものは、やっぱり流石だと思います。バンジョー、マンドリン、ラップ・スティール、ドブロ、リッケン12弦を駆使するギタリスト、ルロイ・パウエルも超ファイン・プレイ。ブライアン・アダムスを彷彿とさせる(!?)ベッタベタの【2】に不覚にも涙! さて、彼らはカントリーが失ってしまった“O”を取り戻すことができるのでしょうか? え? "O"って何かって? それを考えながら聴くのがオツなんじゃないですかっ。

March 08, 2005

Exploration / Sarah Lee Guthrie & Johnny Irion (New West)








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March 01, 2005

Back to Me / Kathleen Edwards (Zoe/Rounder)

 気心の知れた地元の仲間たちとリラックスして作った前作が思わぬ反響を呼び、こんな逸材がどこに隠れていたんだ!と各誌で絶賛されたカナダ出身女性SSW(26才)の2作目。Lost Highwayのレーベル・コンピに1曲収録されていたのを記憶している人もいるのでは?今回はプロデューサーにジム・スコットを迎え、大好きなTom Petty & the Heartbreakersのベンモント・テンチも招いて一層“その手”のサウンドに磨きをかけた充実作に仕上がりました。この声から誰もが思い浮かべてしまうのは、やっぱりルシンダ・ウィリアムスだと思いますが、シンプルなアコースティック・ナンバーで際立つ、まるで深い静寂の森のむこうから聞こえてきそうな“スピリチュアル”とさえ形容したくなるその深遠な歌声は、すでに孤高の域に達しています。父親が外交官だったせいで思春期の大半をスイス・韓国というロック不毛の地(?)で過ごしながら、兄が持っていたボブ・ディランやニール・ヤング、トム・ペティのレコードを唯一のルーツに、いまこれだけネイティヴなアメリカーナ・サウンドを体現できてしまっているのは、彼女の魂に宿る本能的なセンスなのでしょうか。真骨頂の憂いを帯びた泣きメロがグッとくる【1】、そのままトム・ペティが演ってもおかしくないタイトル・トラック【2】、ソフィスティケイトされていないシェリル・クロウのよう(?)な【6】など今回も見事に佳曲揃い。そうそう、これは僕がずっとシェリル・クロウ姉さんに期待してた音のような気がするなぁ。なぜかMy Morning Jacketのジム・ジェイムスが【4】でゲスト参加!なんで!?